
畠中恵/著
新潮社 ¥1470
体の弱さじゃ天下無双、
今日も元気に(?)寝込んでる若だんなに、
シリーズ最大のピンチ!
朝起きたら、目から光が消えていた!
みんなで助けないといけないってときに、
佐助が奥さんと暮らし始めたって!?
どうなる、若だんな?
大人気「しゃばけ」シリーズ末広がりの第8弾、いよいよ刊行!
相変わらず病弱な若旦那だこと…
でも、シリーズが刊を重ねるごとに
若旦那の心はどんどん強くなっていく
妖の血ゆえに病弱な自分の生い立ちを呪うでもなく
自分や身の回りの者に降りかかる火の粉を
率先して振り払おうと頑張る姿
健気だわ!!!!
本作、五編の中の「けじあり」ですが
佐助が所帯を持っております
世の中に剣呑なことが多くなければ
佐助も仁吉もこのお話しのように
幸せな暮らしを送ることができるのでしょう
まあ、そうなってしまっては
畠中ファンは嬉しさちょびっと
寂しさいっぱいってことなんですが…笑
「しゃばけ」シリーズ
どれを読んでもニマニマ&ホロリさせられます
今回の作品も
五つ星!!!!
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