
森博嗣/著
中公文庫 ¥999
道具や手法ではない。
工夫や忍耐など、単なる道筋に過ぎない。
人がものを作るときの最も大きなハードルとは、其れを作る決心をすることだ
―――小説執筆も物作りの一つと語る著者が、その発想法を明らかにする。
ソフトをハードに語るエッセィ集。
このエッセィは『日経パソコン』に
隔週で連載されていたようです
不覚にも森さんがそんな本に
エッセィを連載されているとは…
気付きも思いもしていなかった
(森博嗣様、お許しください!!懺悔…)
48編のエッセィがつまったこの一冊
森さん独特の考察がとても面白い
森さんの頭の中ってどうなってるんだろう?
本当に著者が書いているミステリに出てくる人物
犀川創平にそっくり(ご自身がモデルなのね)
ミステリに出てくるエピソードの
自身の体験談なんかも出てくる
エッセィとしてもすごく面白いし
ミステリの解説本(!?)としても役立つ(本当か?)
森博嗣ファンなら読んでおきたい一冊ですよ
森さんの写した写真が掲載されているので
文庫サイズでもお値段は張りますが
損はしないと思います
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